5年位前にリリースされたフランス製コンピCDのFunky CollectorシリーズVol.2(左下)に、白眉の
Gotta Take Your Love(Smoooth Rock Mixx.6に収録)が収録され認知された。
最近では同曲が他のコンピCDにもピックアップされ、今回Mr.disc盤のアナログ(左上)が再発になった。
アルバムのCD化も時間の問題か。
上掲はMaximusレーベルのプロモ盤で、再発されたMr.disc盤より一曲少なくCan You Hear Me Say(A4)が未収録。
録音は名門シグマサウンドスタジオだが、プロデュースやソングライトはRomano TrevisaniとFio Zanottiなる生粋のイタリア産なのでグルーヴ感はUSアーティストでは出せないのかもしれない。
ところで、ジャケに大々的にFeaturingと書かれているCHARLES CANNONって誰?
同じイタリアものとして有名なChangeやBBQなどのNY Soundとはテイストは異なり、Garage Soundとして評価を受けているのが分かる。
A1のGotta Take Your Loveが頭一つ抜け出た傑作ブギーチューン!カッティングギターとシンセベースがリズムを引っ張る。
女性コーラスが複数でリードVoを取る展開で曲が進むが、ブレイクのVoが無くなる部分のシンセ・ギターの絡み合いに曲のシャープさを感じる。
パーカッションが非常に効果的に使われている。続くA2もパーカッシブなダンサーで佳作。A3もギターをローフレットで
ベースのように使った重心を低くしたラップ入りのダンサー。
B1はJourneyやTOTOのアルバムに収録されていそうな哀愁ギターがボーカルパートとユニゾンしてかき鳴る壮大なロック系バラード。
B2もベースのイントロがぐいぐいと迫ってくるが、ギターのリズムがU2っぽいロックテイストなブラコンチャートには出てこないような曲。
B3は、イタリアものであることを感じるダンサーで、こちらもギターの旋律がロックっぽい味付けになっている。
高水準なアルバムであることには違いなく、A面はうねりのあるファンクな味付けな内容で、B面はロックフレイバーが利いてる好事家マストアイテム。イタリアもの特有のHI-NRG・ユーロビートっぽい曲がないのでソウル好きなら安心(笑)