80年代前半は「Disco」が最も隆盛を極めた時期で、Jazz界はもちろんRock系のグループもダンサブルな曲を数々リリース。
白人アーティストの黒っぽい曲は「Blue Eyed Soul」と呼ばれた。それはあくまで「Rock」の領域を逸脱しない「Soul」で
あるが、ここまで音楽業界を席巻したディスコブームは、白人グループが演奏する本物の「Soul・Funk」アルバムも数多く輩出した。
このNew York Expressも典型的な一例。
ビジュアル的に何のオーラもないグループであることを分かってもらいたくジャケ裏面のメンバー写真を載せた(笑)
しかし演奏は極めて黒く、知らなければ「黒人グループ」を疑わないGrooveを備えている。
リリースした年からも分かるように、82年なのでホーンを多用し、暴れまくるスラップベースがボトムを支える、セミデジタルな80'sマナーに則ったサウンドで、Funk好きはツボる曲が多いだろう。
まさにアーリー80's!B級NewYork Funk!スローやミディアムが一曲もない全編Funkで貫くアルバム構成は潔さすら感じる。
おそらくFunkに対する憧れから解釈した、白人のFunk。Funkに対して「こうあるべき」と感じる白人のイメージを具体化した音ではないだろうか。
地を這うような重さと、ヒット性ないマイナーなコード進行が、SkyyやTrilarkなどのNYを拠点に活動するグループの臭いがしないでもない。
アルバムタイトルのB-1は12"があるようだが、キラーチューンとしてオススメしたいのはA-1のShow Me Your Good Side(Smoooth Rock Mixx.17収録)。
これはかっこいい!なぜ毎回この手の音にヤラてしまうのか分からない( ̄□ ̄;)
BPMも130に迫るような早いのがなく、114〜122あたりに収まっているが、どの曲が突出していると言えないところが、逆にB級臭をぬぐえない部分にもなっている気がする。