曲名からも分かるように、LOVELINE / Tavares(81)同名アルバムのカバー曲。Tavaresと言えば、70年代は"It's Only Takes A Minute"や映画Saturday Night Feverでサントラ
"More Than A Woman"などの大ヒットを持つ兄弟ヴォーカルグループ。80年代に入ると、このアルバムから曲の雰囲気がガラッと変わり、スーパーメロディメーカーKashifの手による同曲が大ヒット。誤解を恐れずに書けば、自身の曲より他人に楽曲を提供する方が名曲を作るのが得意なKashifベスト3と思っている。
オリジナルはNY Soundマナーに則り、Tavaresの力強いヴォーカルが疾走感があるのに泣ける哀愁メロディーでフロアが盛り上がる曲調なのに対し、カバーは落ち着いたモダンテイストなアレンジになっている。軽めの女性ヴォーカルなので、このアレンジにはこれでハマっていると感じる。(Smoooth Rock Mixx.11に収録)BPMはオリジナルより遅めの114で、オリジナル(BPM118)に繋ぐベタな展開を何度かやったが、曲調が違うので繋ぐのが可能であっても選曲的には合わない。
最初に聴いたとき、イントロが異常に長く、オリジナルの聞き覚えのあるメロディになるまでの部分に違和感を感じた。しかし、聴き込むほどよさが分かってきて、以前より好事家には人気があったのも理解できる。プロデュースは、Loose End ProductionsのWilli Morrison and Ian Guentherとなっている。
上掲12"はUK産だが、MCA盤(カナダ)もあり、こちらの流通量が多いと聞く。オリジナルが最高だとカバーも最高になる好例で、手に入れたいアイテム。
個人的にはオリジナルが好み。