70年代からフロントラインを走り続けてきたCrown Heights Affairメンバー(特にWilliam AndersonとRaymond Reid)は手がけた作品が多く、
Amii StewaetのI'm Gonna Get Your Love(左上)、Empress(右上)、The Strikers(左下)、Trilark、Unlimited Touch(右下)などなど、それは「吉村家(横浜西口駅から徒歩10分程)」から広まった横浜家系ラーメン元祖のような存在だ。
ZingaのプロデュースはThe StrikersのDarryl Gibbsだが、The Strikers自体Crown Heights Affairファミリーなので、横浜家系ラーメンの有名店六角家(インスタント化されている)みたいなもんで、酔った状態で食べると区別がつかないのと同じだ。
82年なので、音的にはアナログサウンドでB級NY Funk!
Crown Heights Affairが80年代中期に入ると失速していったように、アナログでよさを引き出すのが上手かった「元祖」なので佳作な仕上がり。
彼らの音は、華麗・美メロ・爽快・POP・キャッチーなどのワードとは正反対にあり、黒人やソウル通・好事家が好むテイストで全くヒットしなかったのがよく分かる。
A-1のBack Up For
Loveがその中で最もポピュラリティがあるダンサー。続くA-2のHeartbreakはCrown Heights Affairが得意とするウネりがある汗臭さを感じるファンクチューン。A-3はガラージっぽいパーカッシブなディスコチューンなダンサー。
A-4のGonna Get YaはA-2からファンクっぽさを抑えたライトファンクな仕上がりで、個人的にはA-1と双璧なダンサー。
B-1のCheck Me OutとB-4のSurrender Your Loveは、EmpressやUnlimited Touchのアルバムに収録されてそうな曲。B-2は、A-2同様ファンク色を全面に押し出した曲。
いずれにしても、Crown Heights Affair系の音が好きなら違和感なく楽しめるアルバム。